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コラム

ウッドショックをご存じですか2021年05月08日 更新

ウッドショックとは、輸入材の供給不足に端を発し、国産材を含む建築用材の供給が不安定になって価格が高騰している状態の事です。

国際的なコロナによる住宅建築需要で輸入木材が不足し、国産材の代用も十分な数が足りず、供給不足による価格の高騰となっております。

輸入材の不足は、アメリカで木材需要が急増したのが理由のひとつです。

新型コロナの影響で経済が廻らなくなったのはアメリカも同じでしたが、その対策の一環で住宅ローン金利も大幅に低くなり、たくさんの人が家を建てようと考えました。家を建てるには木材が必要で、これまで日本に輸入されていた木材がアメリカにまわされる様になりました。これにより、国内の輸入材が不足する事態となりました。

また、欧州では各国の経済停滞、ロックダウンなどによって荷物の取扱量が大幅に減少し、海上運送会社の多くがコンテナを返却・売却する事態になりました。経済はいち早く持ち直しましたが、コンテナを急には増やすことはできません。それで海運がコロナ前の状態に戻っていないため、欧州の木材は陸路で運べる地域に供給されるようになりました。

国産材は従来安価な輸入材に押されて減産しており、予測される需要に合う程度の量を供給するよう調整していました。需要が拡大したからといって急に増産できる体制にありませんし、木材として利用するための乾燥・加工にも時間が必要です。

輸入材が不足し、国産材は供給量に限界があり、結果的に木材不足で価格高騰や材料不足で建築できない、という状況が多発しております。

また、記憶に新しい昨年のマスク騒動のように、一時的な供給不足に対応して増産しても、その需要が長期的に安定するかは未知数です。一時的な需要のために投資して供給量を増やすのは、需要鎮静化時のリスクが高いと考える人が多い模様です。よって国産材の供給の急激な拡大は難しいと思われます。

よって短期的には木材不足で建築が難しかったり、時間の工務店が発生すると思われます。

一方で木材供給から建築まで国内一貫でされている工務店などもあります。
そのようなこだわりの工務店では、状況に変化なく建築が可能となっております。

お客様の状況により、最適と思われる方法は異なると考えます。

総合不動産会社として、ピアライフではお客様それぞれに最適な提案やサポートができるように情報収集しております。
不動産の事でしたら、お気軽にご相談ください。

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